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オーガニックガーデニングはじめました

 

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【NoDig】それでも僕がノーディグ栽培をはじめる理由2

 
地元の方々からお話しを聞いてなんとなく納得したつもりではあったがモヤモヤした気持ちは続いていた。
 
そんなある日、ふとYou Tubeのカーメン君ガーデンチャンネルで萌木の村の回を観る。
 
山梨県にある萌木の村では、ガーデナーのポール・スミザーさんが無農薬無肥料でガーデニングをしていることを知って驚いた。
 
驚きというか衝撃的だった。
 
計算された植栽、雑草のない管理された素晴らしい風景のガーデニング
 
環境に優しく土壌を育てて強い植物を育てる。
 
なにもかもが僕が知っているガーデニングではなかった。
 
ガーデニングは無農薬無肥料でできる!
 
ここが大きな転換点。
 
すぐに我が家の庭で見よう見まねで試してみた。
 
その後、環境再生型農業【nodig】ノーディグを知る。
 
そこで野菜も植物なのだから同じなのでは?と今更ながらに気がつくことに。
 
素人がガーデニングを始めて、小さな成功と失敗を繰り返しなんとなく思っていたいくつもの点が一気に繋がって線となっていくような感覚が芽生えていく。
 
 
つづく
 
 
 
 

【NoDig】それでも僕がノーディグ栽培をはじめる理由1

 
疑問もあるなか、素人ガーデニングの延長でなぜ環境再生型農業のノーディグ栽培をはじめようと思ったか?
 
はじめに伝えておきたいことは、手法に類似する点がある自然農などのそれとノーディグ栽培は同じものではないということです。
 
ローメンテナンスで無農薬栽培の庭づくりと家庭菜園を目指す過程で自然農の栽培法を調べ少しづつ取り入れていました。
 
天然資材の活用、
 
森のように土を育てる栽培、
 
無農薬栽培、
 
 
環境に優しい持続可能な栽培法。
 
どれも魅力的です。
 
誤解のないように言いたいのは自然農やパーマカルチャーの思想はとても素晴らしいと言うことです。
 
人と自然の共生。
 
この頃から実家の近くに多くある耕作放棄された畑でなにかできないか?と考え始めました。
 
地元の農家さん達にお話を聞くと、
 
高齢化や獣害被害で耕作放棄地が増えていること。
 
畑はいくらでも貸してくれるということ。
 
農業で稼いで生活していくということは大変だということ。
 
自然農ならなおさら厳しいということ。
 
と、いろいろ教えていただきました。
 
ここの土地に住んで年金をもろらいながら老後の趣味としてやるのが現実的だよと。
 
家族がいて生活もある。
 
その時の僕には地元の方々の意見を振り切って踏み出す勇気と覚悟、反論してでも始めようという意義をみつけることもできませんでした。
 
 
つづく
 
 
 
 

【NoDig】ノーディグ栽培についての個人的な疑問

 
【NoDig】ノーディグ栽培は環境改善を図りながら比較的楽に無農薬栽培ができる。
 
環境にやさしく人にも優しい。
 
理想的にも思えますが正直、都合よすぎる感じもします。
 
それが初めてノーディグを知った時の率直な思いです。
 
更に疑問を深めたのはネットなどで調べても日本で行われている情報がとても少ないことでした。
 
日本での近しい試みといえば
 
自然農
 
パーマカルチャー
 
環境保全型農業
 
パーミルイニシアチブ
 
などなど。
 
ただ、どれもノーディグのそれとはまた違う。
 
欲しい情報がなかなか見つからない。
 
僕が感じる疑問点を整理してみます
 
疑問1
コンポストで栽培できるのか?
 
一般的にはコンポストは土に混ぜて使うものかと。
 
割合的には土に対して20~30%くらいといわれているようです。
 
しかし、ノーディグではダンボール等の上にコンポストを積んでそこに植え付けを行い栽培します。
 
堆肥(コンポスト)の中で作物を育てる?
 
育つの?養分過多では?
 
疑問2
日本と海外でのコンポストが違う?
 
疑問1で感じることはそもそもコンポストの概念が日本と海外で違うのではないかということ。
 
日本では堆肥や肥料?
 
海外では用土的なもの?
 
疑問3
土壌の窒素分が不足するのでは?
 
慣行農業では肥料で、自然農などでは窒素を固定化する緑肥植物などの栽培で土壌の窒素分を補いますがノーディグではそのようなことを行っている素振りがない。
 
もともと海外の土壌は窒素分が多いとか?
 
疑問4
コンポストの使い過ぎは土壌にやさしくないのでは?
 
自然農などではなるべく土壌に養分を加えないことが継続的な環境循環に繋がるといわれているように思うですが、ノーディグではコンポストを積み重ねていきます。
 
今までの知ってる考え方と大分違うように思うのですが?
 
自分の中で整合性が取れない。
 
疑問5
そもそも日本で実行可能な栽培法なのか?
 
海外ではノーディグ栽培が行われている事はわかったが、日本の土壌や気候ではできないのでは?というそもそもの疑問。
 
 
疑問はあるけど理屈もわかる気がする。
 
答えが見つからないなら模索しながら始めてみます。
 
僕にとってノーディグ栽培は理論的な部分で試す価値が十分あった。
 
 
つづく
 
 

【NoDig】ノーディグ栽培のはじめかた

 
方法としては特に難しいことはありません。
 
必要となるものは下記、
 
1.土に還る天然素材系のマットやダンボール、新聞紙など
 
 
3.ウットチップ
 
大まかにはこの三点でしょうか。
 
やり方は、
 
菜園スペース全体に上記1を敷き詰める
 
畝(栽培スペース)にコンポストを積む
 
畝間(通路スペース)にウッドチップを積む
 
畝(栽培スペース)を軽く転圧しながら馴らして作物(植物)を植え付ける
または種まきを行う
 
以上です。
 
簡単そうに思えませんか?
 
実際、材料さえ揃えば通常の栽培方法などより難しくはないというか簡単で楽と思います。
 
これで環境改善にもなる!
 
本当でしょうか?
 
僕は試験的にはじめました。
 
というのは、このノーディグ栽培は世界中で模索されてる最中で僕自身疑問に感じることや謎の部分があるからです。
 
理論的なアプローチは納得できる。
 
専門的な知識や経験のある方ならわかるのかもしれませんが、
 
日本での実践または検証的情報が少なすぎて。
 
だからやってみることにしました!
 
以降、ノーディグ栽培の疑問点や個人的な考察、栽培経過などを残していきたいと思います。
 
 
つづく
 
 
 
 

環境再生型栽培【NoDig】ノーディグ栽培 記事一覧

1.環境再生型栽培【NoDig】

greenchallenge.hatenablog.com

 

2.【NoDig】ノーディグ栽培のはじめかた

greenchallenge.hatenablog.com

 

3.【NoDig】ノーディグ栽培についての個人的な疑問

greenchallenge.hatenablog.com

 

4.【NoDig】それでも僕がノーディグ栽培をはじめる理由1

greenchallenge.hatenablog.com

 

5.【NoDig】それでも僕がノーディグ栽培をはじめる理由2

greenchallenge.hatenablog.com

 

6.【NoDig】完全無農薬無肥料による野菜の放任栽培での小さな成功体験

greenchallenge.hatenablog.com

 

7.【NoDig】完全無農薬無肥料による野菜の放任栽培での小さな成功体験 僕なりの考察

greenchallenge.hatenablog.com

 

8.【NoDig】独創ナチュラガーデニングで虫が大発生した話

greenchallenge.hatenablog.com

 

9.【NoDig】ローメンテナンスで行う庭づくりで雑木のナチュラルガーデン計画を実行する

greenchallenge.hatenablog.com

 

10.【NoDig】雑木の庭のナチュラルガーデンで自然農的無農薬家庭菜園をはじめる

 
11.【NoDig】僕が感じた狭い庭での自然農的家庭菜園の難しさ

greenchallenge.hatenablog.com

 

12.【NoDig】バーク堆肥マルチングを利用して行う自然農的家庭菜園

greenchallenge.hatenablog.com

 

13.【NoDig】狭い庭で行う無農薬家庭菜園の連作障害問題

greenchallenge.hatenablog.com

 

14.【NoDig】実家の周りの耕作放棄地と芋を作るための無農薬無肥料栽培計画と獣害被害

greenchallenge.hatenablog.com

 

15.【NoDig】想像を超えた獣害被害と無農薬無肥料じゃがいも栽培実験

greenchallenge.hatenablog.com

 

16.【NoDig】無農薬無肥料じゃがいも栽培実験開始、そして計画は中断する

greenchallenge.hatenablog.com

 

17.【NoDig】家族の大病で気付かされた無農薬野菜を作る意義

greenchallenge.hatenablog.com

 

18.【NoDig】無農薬栽培への挑戦と自然農と北欧の少女

greenchallenge.hatenablog.com

 

19.【NoDig】北欧の少女の叫びと無農薬栽培に踏み出す為のなにか

greenchallenge.hatenablog.com

 

20.【NoDig】なぜ自然農で無農薬連作栽培が出来るのかを僕なりに考えてみる

greenchallenge.hatenablog.com

 

21.【NoDig】自然農の雑草管理対策を模索する先にノーディグ栽培が見えた

greenchallenge.hatenablog.com

 

22.【NoDig】ノーディグ栽培の不思議な光景と僅かに感じた可能性

greenchallenge.hatenablog.com

 

23.【NoDig】環境再生型農業ノーディグとフランスのきれいな庭のような菜園

greenchallenge.hatenablog.com

 

24.【NoDig】日本でノーディグ栽培はできるのか?実験する畑が突然みつかる

greenchallenge.hatenablog.com

 

25.【NoDig】日本でノーディグ栽培は出来るのか?僕は無農薬ノーディグ栽培の実験をはじめます

greenchallenge.hatenablog.com

 

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環境再生型農業【NoDig】が未来のガーデニングを変える可能性がある

 
結論から言うと、環境再生型農業【NoDig】というと試みが地球温暖化を改善させる可能性があるというとお話です。
 
ここからお話しすることはあくまでも今現在僕が考える解釈であり誤った情報も含まれている可能性があるということを前置きしておきます。
 
この環境再生型農業【NoDig】(以降ノーディグで表記)とは、海外では取り組みが始まっている地球温暖化対策になりえる可能性の一つです。
 
簡単に仕組みを説明すると、炭素を大気中に気化させるのではなく地中に戻して土を育てることで作物(植物)が育ち更に炭素を地中に溜め込み土壌が肥沃化していくとともに二酸化炭素の排出を抑える効果が期待されるというもの。
 
いろいろ呼び名もあるようで、
 
NoDig
 
NoTill
 
直訳すると不耕起や無耕起となるのでしょうか。
 
環境再生型農業もリジェネラティブ農業とも呼ばれたりしているようです。
 
僕は【NoDig】(ノーディグ)の響きが何となくしっくり来るのでこちらの呼称を使っています。
 
どれも必要以上に土を掘り起こすことなく土壌を育てながら栽培を行うということは共通していると思われます。
 
基本的には無農薬オーガニック栽培となるのでしょうか。
 
日本で不耕起栽培というと自然農やパーマカルチャーなどが思い浮かびます。
 
実際に僕も自然農やパーマカルチャーに興味があってやり方や方法を模倣してきた部分も多くあります。
 
理論的にはそれらも含めて環境への考慮という点で大きく異なるということではないのだと思います。
 
僕的なノーディグの捉え方は、
 
再生資材を利用して行うガーデニングや菜園
 
ダンボールマルチで雑草対策をしながら楽に楽しく無農薬栽培
 
それでいて環境改善にもなる可能性がある!
 
すごくないですか?
 
自然農等に比べよりガーデニング的なアプローチで行う菜園栽培であるように感じました。
 
ガーデニングにも転用可能な部分も多くあるかと。
 
野菜も植物なので基本的に栽培技術は流用可能なものも多いのかと。
 
僕としては、環境再生型栽培【NoDig】というイメージです。
 
個人的にはノーディグ栽培を目指します!
 
この夏から試験的に庭の一部でノーディグ栽培をはじめました。
 
2021年夏、ノーディグ栽培を試験的にはじめる。
 
これが僕の小さなグリーンチャレンジです!
 
 
つづく
 
 
 

庭づくりはじめます(草刈り作業編1)

素人ガーデナーの初めてのお仕事は庭の草刈り!
 
庭づくりはここから始まる。
 
梅雨前の6月
 
マンションの引き渡しも無事に終え、室内ではリフォーム工事が進む。
 
職人さんたちにお茶出ししながら作業開始。
 
初日。
 
実家の母が道具を持って助っ人参戦
 
親のありがたみを感じた。
 
雑草と戦う(草刈り)ために準備された武器(道具)は、
 
手鎌(草刈鎌)2本
 
あーみたことある。
 
触れるのは小学生以来か。
 
あと、スコップとクワ。
 
スコップとクワ?
 
草刈り作業の何に使うのか謎の道具。
 
これが後に事件を起こす。
 
話は戻って、
 
半袖短パン、スニーカー姿で登場した僕に
 
「それで草刈り作業するの?」
 
と、呆れ顔の母。
 
運動(?)するなら半袖短パン、スニーカーと
 
当時の僕なりには本気モードの戦闘服だったのだが何が悪いのか?
 
若干喧嘩になりかける。
 
母はというと、長袖長ズボン、長靴に帽子。
 
こんな暑い日にそんな格好で。
 
母の健康状態が心配になる
 
が、理由はすぐにわかることに。
 
作業を始めてすぐに僕のスニーカーがドロドロに。
 
蚊や虫の総攻撃にあいあちこち虫刺され。
 
あー、こういうことか。。
 
更に、ダンゴムシさんの大群に名も知らぬ虫さん達のお出迎え。
 
ヤバイところに来てしまったのではないだろうか。。
 
後悔とともに早くも庭づくりを挫折しそうになる。
 
 
つづく