【NoDig】ノーディグ栽培は環境改善を図りながら比較的楽に無農薬栽培ができる。
環境にやさしく人にも優しい。
理想的にも思えますが正直、都合よすぎる感じもします。
それが初めてノーディグを知った時の率直な思いです。
更に疑問を深めたのはネットなどで調べても日本で行われている情報がとても少ないことでした。
日本での近しい試みといえば
自然農
パーマカルチャー
環境保全型農業
4パーミルイニシアチブ
などなど。
ただ、どれもノーディグのそれとはまた違う。
欲しい情報がなかなか見つからない。
僕が感じる疑問点を整理してみます
疑問1
コンポストで栽培できるのか?
一般的にはコンポストは土に混ぜて使うものかと。
割合的には土に対して20~30%くらいといわれているようです。
堆肥(コンポスト)の中で作物を育てる?
育つの?養分過多では?
疑問2
日本と海外でのコンポストが違う?
疑問1で感じることはそもそもコンポストの概念が日本と海外で違うのではないかということ。
日本では堆肥や肥料?
海外では用土的なもの?
疑問3
土壌の窒素分が不足するのでは?
慣行農業では肥料で、自然農などでは窒素を固定化する緑肥植物などの栽培で土壌の窒素分を補いますがノーディグではそのようなことを行っている素振りがない。
もともと海外の土壌は窒素分が多いとか?
疑問4
コンポストの使い過ぎは土壌にやさしくないのでは?
自然農などではなるべく土壌に養分を加えないことが継続的な環境循環に繋がるといわれているように思うですが、ノーディグではコンポストを積み重ねていきます。
今までの知ってる考え方と大分違うように思うのですが?
自分の中で整合性が取れない。
疑問5
そもそも日本で実行可能な栽培法なのか?
海外ではノーディグ栽培が行われている事はわかったが、日本の土壌や気候ではできないのでは?というそもそもの疑問。
疑問はあるけど理屈もわかる気がする。
答えが見つからないなら模索しながら始めてみます。
僕にとってノーディグ栽培は理論的な部分で試す価値が十分あった。
つづく