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超簡単シマトネリコの切り戻し強剪定管理

 

 

 

今回は僕の庭でのシマトネリコ小さく育てる簡単管理について紹介します。
 

↑before

 

シマトネリコについて
 
シマトネリコは株立ちの自然樹形をお手軽な値段で楽しめる常緑庭木の代表格です。
若樹の時は華奢で繊細な樹形のシマトネリコですがとても丈夫で成長力が旺盛なのであっという間に巨大化していきます。
そんな成長力旺盛なシマトネリコは『庭に植えてはいけない庭木ランキング』の常連ですね。
僕も植木屋さんで2mくらいになるシマトネリコの樹形をみて興味を持ち、丈夫で常緑そして細身の株立ち樹形というシマトネリコの魅力に惹かれて苗木を数百円で購入して植樹しました。
いろいろな本などをみて成長が早いとわかってはいましたが・・・
まさかここまで早いとは思わず庭に植えたことを後悔しものです。
どれくらい成長がすごかったかというと、ポットに入っていた高さ20㎝ほどの苗木が地植えして1年で150㎝ほどに伸び、幹の太さは成人女性の手首程にまで成長しました。
ネットなどで選定方法を調べ見よう見まねで樹形を整え徒長した枝等を落とはしたものの2年目には僕の背丈170㎝をゆうに超える高さになり幹の太さは成人男性の手首ほどとなり華奢なイメージは無くなり巨大な樹になる片鱗を見せ始めました。
 
超簡単シマトネリコ強剪定管理
 
ネットなどでみられる通常のシマトネリコの選定方法だと背丈を抑えながら華奢な樹形を維持することが僕にはできませんでした。
これはもう伐根して抜くしかないかもと思いながらも別の選定方法を思いつきます。
それが『超簡単シマトネリコ強剪定管理』です。
結論から言うとこの選定方法で我が家の庭のシマトネリコを小さく育てることに成功しています。
 
シマトネリコ強剪定管理のメリット
 
とにかく簡単です。
万が一失敗してもシマトネリコはとても強いので大丈夫です。
好きな大きさでの管理が可能になります。
いつまでも美しい細身の株立ち樹形を維持できます。
 
シマトネリコ強剪定管理のデメリット
 
唯一のデメリットというか心配なポイントは根張です。
あれだけの成長力を見せるシマトネリコですので根の成長もすごいことが予想されます。
正直僕も根張りに関しては心配ではあります。
根張りに関して不安の方はやはりお庭にシマトネリコは迎え入れない方が賢明かもしれません。
 
超簡単シマトネリコ強剪定管理の方法
 
①剪定時期
シマトネリコはとても強い樹なので僕個人的な感覚ではいつ剪定しても大丈夫そうですが一般的には春から秋が良いとされています。
常緑樹の選定時期でよく言われるのは3月・6月・9月ですね。
うちの庭では落葉樹に新芽が芽生え始めたら強剪定の準備を始めます。
4月に強剪定を行いその後は都度気になる徒長枝を切るようにしています。
春に強剪定を行う理由は落葉樹が葉を落とす冬の時期に再び庭の主役として活躍してもらうためです。
 
②選定方法
剪定方法はとても簡単です。
株元から15㎝ほどの位置で幹を残してバッサリ切り戻します。
シマトネリコは1年で1メートル以上伸びるのでお好みのサイズに仕上げるためには何年生の幹を落とすかを考える必要はあります。
うちの庭のシマトネリコはメインとなる翌年の冬場に樹高3メートル弱程度に管理するので2年生の幹は残しています。
メインとなる幹の強剪定が終わったら樹形を乱す方向に延びる幹や枝を整理して終了です。
 

↑after
 

 
③管理方法
強剪定から1か月程度経過するとバッサリ切り戻した株元からひこばえが芽吹き始めます。
ここで芽吹くひこばえは未来のメインの幹候補として大切に育てていきます。
また、残した幹の先の延び過ぎた徒長枝も後々樹形を乱す可能性があるので秋までこまめに摘んでいくとよいでしょう。
 
まとめ
 
シマトネリコの強剪定管理はいかがでしょうか?
はじめは株元からバッサリ切り戻すことに抵抗もあるかもしれません。
実際に僕も初めてシマトネリコを株元から切り戻したときはダメもとでのチャレンジでした。
しかし、アジサイやナンテンなど他の庭木では切り戻し剪定が一般的に行われるものもあるので何も特別なことではないのかもしれません。
毎年、切り戻した後に芽吹いてくるひこばえが成長していく姿は植物の強さを感じさせられます。
庭のシマトネリコが大きくなり過ぎて管理に困っている方は是非一度試してみることをお勧めします。