yutubeで【CharlesDowding】の動画を夢中で観続けていた僕は関連動画にあったきれいな菜園風景に目を奪われる。
そのチャンネルは【TheDutchFamer】。
ノーディグで栽培されるそのフランスの菜園風景はとてもきれいに整い、僕が目指そうとしていた『庭のような菜園』のイメージよりもさらに素敵なもので衝撃を受けた。
更に驚かされた事が無農薬栽培でありながらリレー栽培で連作も行い営農を実践しているという事。
無農薬栽培を行うなら自然農で、自然農では営農は難しいという僕の中にあった勝手な理解が覆った。
常識を疑うとこをから始めてみようと思った瞬間。
それから【TheDutchFamer】の動画を何度も観返し、話していることは分からないけど映像からヒントを探しつづけた。
同時にこの【NoDig】ノーディグというものも調べ始めるとその理念に魅了される。
【NoDig】ノーディグとは環境再生型農業といわれ環境改善を期待されていること
炭素を地中に戻す(封じ込める)ことでCO2の削減が期待されていること
無農薬栽培で人にも土壌(地球)にも優しいこと
雑草対策も兼ねているので栽培をする人にも優しいこと
小規模農家でも初期投資が少なく営農が始められるということ
どれもこれもが凄いと感じた。
捜していたのはこの【NoDig】ノーディグだったんだと思った。
ただこの【NoDig】ノーディグが環境の改善に繋がるのかはまだまだ研究途上で世界中でいろいろな取り組みがなされている最中だという事実も伝えなければならない。
しかしこの試みが環境改善に繋がるという可能性があるのならチャレンジしてみようと思った。
僕は想像した。
もしも【NoDig】ノーディグが環境を改善することができるのならば、多くの耕作放棄地には未来を変える可能性があるかもしれないと。
そして趣味で行うガーデニングや家庭菜園も無農薬で栽培しながら温暖化を改善させる力になるかもしれないと。
だた日本で取り組めるのか?情報があまりにも少ない。
日本で環境再生型農業【NoDig】ノーディグの栽培方法が可能なのか?
なにかのヒントを探し続ける僕。
そして僕を取り巻く環境が急速に動き出す。
つづく