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【NoDig】家族の大病で気付かされた無農薬野菜を作る意義

 

 

 
コロナ禍の春に行った無農薬無肥料ジャガイモ栽培実験が好結果で終わった夏に母親が大病で倒れた。
 
これまで大きな病気にも掛からずいつも元気だった母親。
 
一家は大混乱となり秋から始める予定だった実験計画を実行するどころではなくなった。
 
一命を取り留めた母親が病院から帰ってきたのは寒さを感じ始めた晩秋になった頃だった。
 
病院から帰ってきた母親は半身に軽い麻痺の後遺症を抱えリハビリが必要な状態。
 
元気に見えた両親も年齢的にいろいろ起きても不思議でもないことを思い知らされる。
 
食事も体に良いものを摂るようにいわれ家族みんなであれが良いとかこれが良いとかいろいろ調べて食に関して敏感になった。
 
ただこの頃は心配はしていたがまだどこかなんとなく遠い実家で起きていることという感じだったように思う。
 
年が明けて母親のリハビリが続く中、今度は妻に大病が見つかる。
 
青天の霹靂。
 
これには正直まいった。
 
たくさん話を聞いてもいろいろ自分で調べても不安しかなかった。
 
ただ、僕よりも妻のほうが不安なんだと言い聞かせ自分にできることを全部やろうと決めた。
 
病気やお世話になる病院選び、日々の生活の対応などを考えて実行する。
 
そして食を真剣に考えて見直すことが始まった。
 
調べていくうちに今まで自分がどれだけ食に対して無知だったかを思い知らされる。
 
野菜とかは海外産よりは国産がよいし、オーガニックは無農薬の高級品でしょ?くらいしか思っていなかった。
 
知ってるつもりとはなんとも怖いことか。
 
特にこのオーガニックに関しては無農薬野菜だとばかり思っていたがそうではなかったことには驚いた。
 
しかも国内のオーガニックは海外のそれよりも基準が低いとか。
 
日本なら大丈夫とか、思っていた無知な自分が少し恥ずかしくなった。
 
しかし日本のオーガニックがダメで無農薬だから全部良いと言うわけではないのだろうが、僕は妻や家族がより安全と思われる栽培方法で少しでも多くの野菜を作ろうと思った。
 
なんとなく良さそうだから無農薬で行っていた家庭菜園だったが、僕の中で無農薬栽培で野菜を作る意義が芽生え無農薬栽培の挑戦へと変化していった。
 
 
つづく