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【NoDig】なぜ自然農で無農薬連作栽培が出来るのかを僕なりに考えてみる

 

 

 
北欧の少女グレタさんの叫びに背中を押されるかのように、なぜ自然農で無農薬栽培しかも連作栽培が可能なのかを僕なりに考え始めた。
 
この時の僕の状況を整理すると、
 
無農薬栽培を始めてみたいが時間が取れない。
 
栽培する畑は実家の周辺にいくらでも借りることはできるが距離があるのに加えて獣害が発生する。
 
今している仕事を辞めて農業に専念することも現実として考えられない。
 
すぐに栽培を始められるのは自宅の狭い庭の少しのスペース。
 
と、このように手法を紐解けたとしても始めることは難しい状況。
 
ただ、先を考えて何もしないのもまた違う気がしていた。
 
そしてこの頃、専業農家への転身は難しくても副業として農業を行い庭のような菜園で家族で楽しみながら無農薬栽培をしてみたいとも考えるようにもなっていた。
 
さて、一般的な自然農というと不耕起で無農薬無肥料栽培を行うも連作障害があまり出ない。
 
雑草は抜かずに刈り、畝間などで緑肥等を栽培し草マルチで使用し土を裸にしない。
 
連作しても影響が少ない。
 
収量が減るので営農には向かないが自給自足を主たる目的として考えるとよい。
 
簡潔にするとこのような感じになるかと思います。
 
この自然農の手法を僕なりに紐解いた解釈は、
 
解釈1.無農薬栽培を行うことで生態系が構築される
農薬を使うことで圃場の生態系の食物連鎖を途絶えさせる結果一部の虫が増殖する
無農薬で栽培を行い害虫と益虫のバランスが維持できれば作物への被害も最小限に収まるようになる
 
解釈2.無肥料栽培で土壌中微生物が多様化することで連作が可能になる
土壌に肥料を与えると微生物の種類が限定的に偏る
無肥料栽培を行うことで多種多様の微生物が混在しバランスが保たれ連作しても一部の病気菌だけが増殖することがなくなる
 
解釈3.草マルチは土壌の保温保湿と微生物の活性化を促す
草マルチの効果は雑草の抑止と同時に土壌の保温保湿と微生物の餌となり増殖を促す
 
解釈4.不耕起栽培が生態系と土壌微生物の多様化を構築する
耕起などをせず人が手を加えないことで土地が自然に戻ろうとする過程で生態系や土壌微生物の多様化が実現する
 
解釈5.植物が雑草化して強く育つ
自然の状態の土地で育つ植物は雑草のように強く育ち、害虫や病気の被害や影響を受けずらくなる
 
この僕なりの自然農栽培の解釈をもとに僕が実践できる方法を模索していく。
 
そして【NoDig】ノーディグ栽培へと繋がっていく。
 
 
つづく