バードガーデン、あまり聞き慣れないワードでしたが動画でカーメン君の話を聞いて僕が目指している庭づくりを表すキーワードの一つであることに気が付きました。
バードガーデンとは野鳥が集まる庭のことです。
野鳥を集める環境は、
水場(バードバス)、
餌場(バードフィーダー)、
そして隠れられる茂みがあると良いとされています。
実家の庭にはいつも多くの野鳥が来ていたのを見ていたので庭づくりに関してまったくの無知であった僕は今の住まいに越してきた当初、庭には野鳥が居るものとばかり思っていました。
しかし住み始めて半年近く庭に野鳥が来ている様子はありません。
実家の父親に相談をしたところ、野鳥を呼ぶなら水場が必要だと教えてもらいビオトープに使える睡蓮鉢を実家から持ち帰ってきたのが懐かしいです。
持ち帰ってきた睡蓮鉢に水を張りメダカさん達を招き入れたのは寒くなり始める時期でした。
庭の南側にある睡蓮鉢がそれです。
今思うとそんな時期に招き入れられた冬眠前のメダカさん達からするととても迷惑だったに違いありません。
ビオトープを設置して始めて水場に現れたハトを見つけた時はとても嬉しかったです。
そしてビオトープで水浴びしている姿に感動。
メダカさん達からするととてつもなく過酷な環境のことと思うと申し訳ない気持ちもありますが。
野鳥のことを少し調べたところ餌やりを過ぎると野鳥さんたちが自然界で生きていけなくなるので冬場だけにするようにとあったので本格的に冬になってから餌を庭に置くようにしました。
はじめは家にあった小さな器に輪切りのミカン設置。
雨降りの後にミカンを入れた器に水が溜まってしまうので器を100均の小さなザルに変更。
毎日ミカンだけでは申し訳ないので同じく100均で購入したヒマワリの種を用意するとシジュウカラも来るようになりました。
落花生リースの作り方はカーメン君のYou Tubeで詳しく実践されてます。
野鳥を呼び込めるようになって次に考えたのは餌やりの自動化。
自動化といってもなにか機械を使うのではなく野鳥が好む木の実をつける庭木や草を増やしました。
丈夫で強くて育てやすい庭木や草としてピックアップしたのは
ナンテン、
キチジョウソウ
リュウノヒゲ類など
今ではうちの雑木の庭を彩る庭木や草は景観と野鳥を呼び込む重要な要素として活きています。
庭を訪れる野鳥さんたちは時として野菜にいたずらしたり、急な雨宿りで数十羽の大群にテラスを占領されたり、窓から家に入り込んだりといろいろ困った事も正直あります。
ただ、日常で窓を開ければ野鳥の鳴き声が近くから聞こえ水浴びや砂浴びをしている姿を見て癒されながら少しづつうちの庭も野鳥さんたちの遊び場として認知されているのかな?と思うとなんとも感慨深いものがあります。
庭が自然の一部になる。
バードガーデンはとても魅力的な発想だと思います。