無農薬無肥料ガーデニングの雑木の庭づくりの記録です。
同月の庭の風景を年毎に並べてみました。
素人の僕がマンションの専有庭を利用して無農薬無肥料ローメンテナンスで行う庭づくりです。
2018年11月
2019年11月
2020年11月
2021年11月
無農薬無肥料ガーデニングの雑木の庭づくりの記録です。
同月の庭の風景を年毎に並べてみました。
素人の僕がマンションの専有庭を利用して無農薬無肥料ローメンテナンスで行う庭づくりです。
2018年11月
2019年11月
2020年11月
2021年11月
2018年11月
庭づくりを記録していこうと少し思い始めたのがこの頃からです。
出入口方面からの写真です
よく言えばスッキリしています
庭木も少なく足元には雑草が目立ち始めています
この頃は雑草でも緑が茂ることが嬉しかったのを思い出します。
南側の写真です
雑草の草原です
この季節なら個人的にはこれはこれで嫌いではないのですが。
植え付けた庭木は初年度の冬に向け早々に葉を落としています
左手に少し見えてるハナミズキの奥の低木のような塊は無農薬無肥料放置栽培のピーマンです
驚くほどよく育って家族では『ピーマンの樹』と呼んでいました。
生垣のレッドロビンは庭師様の手によりさっぱりしながらも健康を取り戻すために頑張っているところです。
西側シェードガーデンの写真です
この頃は暇をみつけては家人と園芸店やホームセンターを巡って草木をたくさん観ては衝動買いを続けていました。
手前のナンテントワイライトはホームセンターで売れ残っていた子を連れて帰ってきたり、隣のニシキギコンパクタは真っ赤な紅葉にひと目ぼれ。
奥に見えるフウチソウは実家で鉢上げされていたものを地植え。
転居祝いで頂いたカボックを大胆にも地植え。
株もとに白竜やキチジョウソウで何となく雰囲気を作ってみました。
とにかくこの頃は庭の空白地帯が気になっていろいろと植えまくってました
星形小花のグランドカバーにあこがれて植えたプラティア
樹形が気に入りお手頃価格で手に入れたオタフクナンテン。
後にナンテンにはまりいろいろな品種を探しまくることになる先駆けとなった紅白ナンテン。
秋移植を試みた実家で株分けされた芝桜。
ビオトープにはベニチガヤの鉢植えだけではさみしかったので詫び草を追加。
いろいろ植えた家庭菜園
無知で適当に放置栽培で育てていた時の方が野菜が丈夫に育っていたように感じてしまいます。
家庭菜園でも楽しく野菜を育ててみたくて寄せ植え風に作った野菜とコンパニオンプランツのプランター。
いろいろな組み合わせで野菜の寄せ植えを作っていたのもまた懐かしく思います。
僕が実験している無農薬野菜の栽培方法では一般的には土に混ぜ込んで使う有機堆肥を畝のマルチングとして使用しています。
さらに実験に使用する有機堆肥は植物性の有機堆肥に限定しております。
今回は植物性有機堆肥についての失敗記録です。
僕が想定する植物性有機堆肥とは動物性の糞尿等が使われていない剪定枝や落ち葉、刈草や食品残渣から作られるものを指しております。
今回実験に使った植物性有機堆肥は近隣自治体公認で作られた食品残渣入りのものでした。
食品ロス等が問題視される中、食品残渣を再利用する形で作られる堆肥はSDGs等でも話題のものです。
この堆肥を作っている企業のHPでも畑の土に混ぜ込むことで土壌改善を行いつつ野菜が元気に育っている実例が示されており僕も利用することを決めました。
ここからは実験の経緯を説明していきます。
2021年9月20日に庭のレイズドベッドで実験を開始しました。
このレイズドベッドでは2年間無肥料無農薬の自然栽培を行ってきて一定の実績があったベッドを植物性有機堆肥の無農薬栽培実験をするために改修しました。
レイズドベッドでの実験開始時の詳しいベッド作成手順は上記リンクで見ていただければと思います。
問題の植物性有機堆肥をベッドに流し込んだ時の写真です
堆肥自体はしっかりと完熟しているようでとてもキメも細かく土の匂いも漂いとても上質なものと感じました。
植物性有機堆肥のマルチングは10センチ程度に設定しました。
違和感を感じたのは水分を含ませてみた時でした。
堆肥を均したときに乾燥しすぎているように感じたので水を与えると堆肥が水をはじいたのです。
上の写真は水を弾いた堆肥を水を吸収させるために少し混ぜ合わせた後の写真です。
ところどころ水分を含んでいない部分が見て取れます。
心配しながらもネギの干し苗とダイコンの種まきを行った後の写真です
かなり不安を感じながらも経過観察を始めることにしました。
2021年9月29日の写真です。
ベッドをマルチングした植物性有機堆肥ががっちり固まっています。
少しづつ馴染んでいくことを期待していたのですがあまりよろしくない状況。
ネギの生育も悪くダイコンも発芽する気配も見られません。
2021年10月2日の写真です。
植物性有機堆肥の硬化が進みネギ苗の半数が枯れました。
ダイコンの発芽の気配も全くなし。
2021年10月3日の写真です
最初のベッドでのマルチングが10センチだったことが失敗の原因と仮説を立て、ほぼ同条件の隣のレイズドベッドの半分を改修して同じ資材を使いマルチングを5センチで再チャレンジ。
植物性有機堆肥を均した後にニンジンとダイコンの種を撒きました
種まきを終え仕上げに水を掛けた時の写真です。
完全に水を弾いています。
ここで、マルチングの厚さが問題ではなく使用した植物性有機堆肥に問題がある可能性が高まりました。
今回実験に使用した植物性有機堆肥は食品残渣を含んでいるのは周知していましたが想像していた以上に油分が多く含まれる堆肥であるように感じました。
2021年10月6日の写真です。
最初のベッドでは堆肥の硬化が続いてネギ苗がどんどん枯れていきます。
ダイコンの発芽は全くなし。
2つ目のベッドはこの状態。
少しづつ改善されていくことを期待していましたが変化が見られません。
2021年10月15日の写真です。
初めのベッドでは堆肥は硬化したままの状態。
ネギ苗は衰弱傾向。
ダイコン発芽なし。
2つ目のベッドです。
堆肥は固まりニンジンとダイコンは発芽しません。
2021年10月18日の写真です。
堆肥硬化の傾向に変化が見られないため堆肥をスコップでほぐしました。
2つ目のベッドでも同様に堆肥をほぐしました。
正直ここまで実験が失敗することは想定外でした。
2021年10月25日の写真です。
前回から降雨等もありましたがほぐした後も状況が改善される気配なし。
2つ目のベッドも同様に改善される気配なし。
2021年11月1日の写真です。
全く改善される様子がないのでさらに堆肥をほぐしました。
2つ目のベッドも同様に堆肥をほぐしました。
両ベッドともに発芽の気配なし。
2021年11月10日の写真です。
その後も堆肥をほぐしながら観察を続けましたが進展なし。
ほぐしては硬化するを繰り返しました。
2つ目のベットも同様の経過です。
残念ながらこの実験はここで終了。
植物性有機堆肥ならなんでも良いわけではないことを学びました。
油分の多く含まれるものはマルチングには適さないようです。
もちろん今回使用した食品残渣入り植物性有機堆肥も土に混ぜ込む通常の使用方法であればとても良い堆肥であることは間違いがないと思います。
一般的に僕の使い方が正しくないことは承知の上での話です。
あくまでも僕の実験している栽培方法に関しては適していないということをここに明記して記録を終わりたいと思います。
2021年11月6日の作業風景
環境再生型栽培【NoDig】ノーディグ無農薬栽培実験中
丘の菜園では畑を植物性有機堆肥とウッドチップでマルチングしながら雑草に苦しまない無農薬での野菜栽培を行っています。
丘の菜園に向かいます。
前回から2週間経ちました。
この日の天候も良好。
雪化粧した富士山が日に日に鮮やかに見える様になりました。
冬が近づいて来ています。
丘の菜園に到着。
母親がお手伝いの準備中です。
この日も丘の菜園から富士山が見えました。
到着後のルーテーンチェック。
柵の中に獣が侵入した形跡はなし。
雑草も問題なし。
柵の外は畑主様が除草がてらトラクターを走らせてくれたようです。
いつもほんとに感謝です。
しかし、柵の内側のまだマルチングをしていないところも雑草があまり出ていません。
畑主様もなんであまり草がでないのか?不思議がっておられました。
例年だと一面草が出てトラクターを走らせているとのこと。
全くもって謎です。
野菜も順調に育っているように感じます。
最近急に寒さが強くなっていたので少し心配していました。
無農薬栽培を行うためにマルチングしている植物性有機堆肥以外の肥料は使っていません。
なので、丘の菜園では無農薬ほぼ無肥料栽培です。
水やりも何もなく前回から2週間の完全放置栽培となっております。
苗の初期の生育は遅いことが予想されますが根付いた苗は強く育つはずです。
初年度の今年は植え付け時期も遅かったので来年に向けての実験的要素が強いです。
僕的に恒例となった畑仕事前のコーヒーブレイク。
下の段の畑は畑主様がご近所さんにお貸ししていて家庭菜園をご指導しながら慣行栽培で野菜を育てています。
もはや家庭菜園の域を超える家庭菜園。
うちの菜園と比較すると植え付け時期も一か月程はやく野菜の生育も農家のそれ並みです。
ちょっと羨ましくも思いながら環境再生型無農薬栽培を行っております。
僕の畑でもいつか立派でおいしい野菜が採れるように楽しみながら頑張らねばです。
さて、うちの菜園の野菜さん達の様子をみてみましょう。
葉物のベットです。
発芽した芽がたくさん確認できます。
撒いた種は、
ダイコン、春菊、ベビーリーフなどなど。
植物性有機堆肥でも発芽して育つことが確認できます。
この後ダイコンは少し間引きを行いました。
葉物の苗はゆっくりながらもしっかりと根付き始めた様子です。
植え付けた苗は、
ハクサイ、春菊、ミズナ、ベビーリーフです。
今期はハクサイの結球は難しいかなぁ。
この後、春菊、ミズナ、ベビーリーフの間引きと切り戻しを行いました。
葉物のベットに植え付けたニンニク(ホワイト六篇)のあまり種です。
小ぶりの種が多かったので心配してましたが発芽を始めました。
ニンニクのベットです。
手前の方からジャンボニンニク、紫ニンニク、ホワイト六篇。
たくさん元気に発芽しました。
ところどころ植物性有機堆肥が風で減っていたので土寄せをしました。
それと、ベットを作った時に植物性有機堆肥の圧着を足りなかったせいかフカフカして浮いてしまっていたので足踏みで圧着をしました。
植え付ける前にしっかりと圧着をすることが大切なようです。
ホーム玉ねぎのベットです。
こちらのベットもフカフカ浮いていたのでニンニクベットと同様に圧着と土寄せ。
ところどころ葉が切られているのは鳥さん達に遊ばれたのかもです。
あんまりやられるようなら防鳥対策も必要かもです。
こちらは畑主様の梅林です。
すっかり落葉しております。
ほとんど肥料などは与えずも毎年沢山収穫ができるのだそうです。
この日は畑主様のところで畑を借りているご近所さんの方々と交流する機会がありました。
皆様、丘の菜園で実験している環境再生型無農薬栽培を興味を持って見守っていてくれているようでいろいろと質問を受けお話をしましたが、なにしろまだまだ机上の空論状態であり説得力もなくちょっと恥ずかしかったのですがとても嬉しかったです。
地域の方々との交流も増え丘の菜園での畑仕事も益々楽しくなりました。
無農薬無肥料ガーデニングの雑木の庭づくりの記録です。
雑木の庭の風景2021年11月ベストショット
西側シェードガーデンの写真です。
睡蓮鉢のビオトープ周辺にナンテンを密植しているエリアになります。
白実ナンテン
細葉ヒイラギナンテン清流(マホニア コンフューサ)
トワイライト
ブライトライト
グリフストリーム
などなど。
様々な葉が重なり合ってキレイです。
出入口側から見た南側の庭の風景
ナンテンの実がたくさん付きました。
南側の庭の風景1
ハギの花がきれいです。
南側の庭の風景2
マルバノキの紅葉は葉がまばらに色づいてとてもお気に入りです。
南側の庭の風景3
庭南側の庭木の密植エリアです。
モミジ
ヤマボウシ株立ち
奥の借景にドングリノキ
ハナミズキの紅葉が秋の訪れを教えてくれます。
西側シェード入口からの風景
西側シェードガーデンの風景1
西側シェードガーデンの風景2
出入口へ向かう南側の庭の風景1
出入口へ向かう南側の庭の風景2
南側、黒メダカの睡蓮鉢ビオトープ
西側、白メダカの睡蓮鉢ビオトープ
家庭菜園1
植物性有機堆肥での無農薬無肥料栽培エリア
芽が出ているのはダイコンとゴボウです
ジャガイモは前期の堀残しが発芽しました。
家庭菜園2
レイズドベッド
無農薬無肥料栽培エリア
連作中のピーマンは垂直仕立て風に育てています
手前はこちらも連作中の鷹の爪
共に初期の成長は遅いですが丈夫に育っています。
家庭菜園3
プランターでの無農薬栽培
今年はナス、ピーマン、鷹の爪にショウガを混植しています。
シェードガーデンの寄せ植えとハニワくんです。
2021年10月23日の作業風景
環境再生型栽培【NoDig】ノーディグ無農薬栽培実験中
丘の菜園では畑を植物性有機堆肥とウッドチップでマルチングしながら雑草に苦しまない無農薬での野菜栽培を行っています。
丘の菜園に向かいます。
朝日に照らされる富士山と月。
早起きはやはり得ですかね。
丘の菜園に到着。
この日は気持ちの良い晴天。
山並みの奥に少しだけ頭を出している富士山。
到着後のルーテーンは畑全体の見回り。
獣害対策の効果チェック
柵の外には沢山の獣さんたちの足跡がありますが中には入っていないよう。
あと雑草の観察。
植物性有機堆肥に多少の種から発芽したと思われる雑草を確認。
指で簡単に削除。
ウッドチップのほうは雑草出てません。
時期的にそれほど雑草に悩まされる季節ではありませんが、ほぼゼロ。
獣害と雑草対策は十分効果を発揮していると思われます。
野菜の栽培もできています。
発芽率が予想より高いことに驚きと喜びを感じながら畑仕事前の休憩へ。
景色を眺めながら畑仕事前のコーヒーブレイク。
今日も景色に見惚れて休憩時間が長引いてしまします。
慣行的な栽培方法で他の方が野菜づくりを行っている畑です。
野菜が大きく育っています。
畝間に雑草が出始めているのを確認。
慣行的栽培では除草作業も必須です。
試験的に植え付けた葉物のベットです。
作業の関係で植え付け適期を一か月ほど遅れました。
しかも植え付けしたとたんに寒くなるというBATタイミング。
下の慣行的栽培の畑と比較するとだいぶ遅れています。
ただ成長が遅れるのは十分に想定内。
適期が遅れての植え付け、元肥の有無の差だと思います。
無肥料栽培だと初期の生育が遅く感じます。
根付いた後は丈夫な野菜に育つことが経験上多いのでこれからに期待です。
植物性有機堆肥への野菜の植え付けと種まきで根付きと発芽の観察を継続していきます。
植物性有機堆肥での無農薬栽培中の春菊とハクサイ
今年はハクサイの結球は難しいかもです。
植え付け時にかなり弱っていたベビーリーフは復活してきました。
植物性有機堆肥での無農薬栽培中のミズナ。
葉に張りが出てきていてとても元気に育っているように思います。
植物性有機堆肥に種まきして発芽しました。
センターがベビーリーフ
両サイドがダイコン。
発芽したての新芽がかわいい。
植物性有機堆肥での無農薬栽培中のホーム玉ねぎ
発芽率は十分です。
今後も期待です。
植物性有機堆肥での無農薬栽培中のニンニク
ところどころ発芽始まりました。
野菜が成長を始めました。
植物性有機堆肥での無農薬栽培で野菜が作れるのか?
育てられる野菜探しはまだまだ始まったばかりです。
2018年10月
この年の8月、9月は写真が残っていませんでした。
この月のものもあまりありませんでしたが、ここに記録を残すためにUPしようと思います。
南側の写真はありませんでした。
西側の庭の写真です。
ピンぼけ気味ですね。
あまり日が当たるスペースではないのでシェードガーデンで植えられる植物を探しては植えていた頃です。
西側の手前の写真
奥に見えるヤマアジサイは実家から株分けで持ってきたものです。
この頃は毎週のようにホームセンターや園芸屋さんに通ってましたね。
ナンテントワイライト、ニシキギコンパクタは手探り状態で植えた思い出が。
何となく高植にあこがれていた頃です。
下草にキチジョウソウ、白竜、プラティアなどを植え付け。
フウチソウは実家の鉢植えを頂いて地植え。
どうレイアウトすればよいのか迷っては植え替えての連続でした。
西側の奥の写真。
この西側のスペースがあまり日当たりがよくないのもあり引っ越してきた当初は粘土質でコケが生えていた場所です。
ちょっとべとべとしている感じですね。
この頃は引っ越し祝い等で観葉植物を頂いてたりしていたので鉢植えで育てる自信もなかっら僕はダメもとですぐに地植えしてました。
何気なく地植えしたカボックが今でも巨大化を続けるほど元気になろうとはこの時は知る由もありませんでした。
ニシキギコンパクタの下草に白竜。
株もとに腐葉土を敷いていますね。
雑草対策や保温の一環として行ったものです。
南側のスイレン鉢にはじめて水を張ったところです。
メダカを迎え入れるために良かれと思いブロックとパネルで隠れ家になる層を作りました。
浸けてある鉢植えは実家から頂いてきたベニチガヤです。
鉢の半分が常に水に浸かってる状態であえての水やりは一度もしたことがありませんが今でも元気に育っています。
空いてるスペースになんでも植えていた初期の家庭菜園の写真。
何にも考えずやっていた時のほうが野菜が元気に見えるから不思議です。
オクラの株もとが腐葉土と草に覆われて自然農チックになっています。
これは自然農ではなくただの放置栽培ですが。
けれど、この時はオクラがたくさん採れました。
底面給水型のプランターを使った野菜栽培です。
底面給水プランターはとでも便利です。
ただ、蚊やナメクジの住処になってしまう場合があるので対策はしたほうが良いと思います。
ちゃんと野菜を育てたこともないくせに普通に育てるのは嫌だ!って考えていたこの頃は寄せ植えのような野菜栽培を目指していました。
あまりうまくいった記憶はないのですが、方向性としては間違っていなかったと思います。
そしてもう一枚。