庭ツク

オーガニックガーデニングはじめました

 

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なんで僕が無農薬無肥料での野菜栽培に挑戦するのか?

 

 

 
僕は植物性有機たい肥とウッドチップで畑全体を覆いながら雑草に困らない無農薬無肥料での野菜栽培、海外では環境再生型農業NODIG(ノーディグ)やNOTILL(ノーティル)と呼ばれる栽培方法に挑戦しています。
 

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先日、菜園の準備を手伝ってもらっている父親から
『今の時代の日本で作られる農薬はそんなに悪いものは入っていないのでは?』
『肥料も有機のものなら体に悪いことはないのでは?』
 
指摘されて改めて考えさせられた。
 
農薬はよくないから無農薬で野菜を作りたい。
はじまりは漠然と僕が目指した思いだ。
 
ここからは大いに私見であり自分の考えを正当化するつもりもその他のものを否定するつもりも全くないことをはじめに断っておきたいと思います。
 
父親の疑問その1
『今の時代の日本で作られる農薬はそんなに悪いものは入っていないのでは?』
 
一般的にはオーガニック栽培という考え方において日本の農薬に使われている成分は海外の基準に照らし合わせるかなり劣っているといわれている。
要するに日本のオーガニックの基準が低く海外に比べると遅れているということです。
しかし日本の農薬は本当に体に悪いものなのか?
個人的には人体には大きく影響を及ぼすようなものではないと思います。
もしそうなのだとしたら医学や医療制度のレベルなども勘案されるものではあるが海外と比較して日本人は短命で農薬などを使っていなかった昔の日本人はもっと長寿だったのではないか?と思ってしまいます。
 
父親の疑問その2
『肥料も有機のものなら体に悪いことはないのでは?』
 
自然由来の天然成分で作られる有機肥料に関しては人体に悪い影響があるとは考えづらいと思います。
肥料をつかえば野菜は大きく育つのも疑いようのない事実です。
肥料の研究が日々進み野菜は早く大きく栽培できるようになりました。
農家の方々の労力削減と食品の安定的な供給そして消費者のニーズに応えるために肥料は進化して来たのだと思います。
 
では今なぜ僕が無農薬無肥料栽培を目指すのか?
 
農薬にしても肥料にしても栽培効率を向上させる為の化学の進化だと思います。
人体に及ぼす影響に関しても継続して改善が進められているため時を追うごとに悪影響も少なく良いものになっていると思われます。
 
ただ、これらの進化は人間の都合を優先する為のものであると僕は考えます。
 
人視点ではなく自然界からの視点で考えてみると少なからず農薬は地上部の肥料は土中微生物の生態系によろしくはない影響を及ぼしていると思っています。
 
そう考えると、SDGs等で様々な環境問題が叫ばれるなかで食品の栽培方法に関しても僕は疑問を感じました。
 
人の都合ばかりを優先するのではなく自然環境に寄り添う栽培方法を試したい。
 
生業として農に携わられている方々とは違い気ままに楽しむ家庭菜園レベルだからできることかもしれません。
 
ある自然栽培を行っているの方の記事で『肥料を使って育てた野菜は野菜の味ではなく肥料の味がした』と書かれているのを目にしたことがあります。
 
正直に言うと僕は野菜があまり好きではありません。
 
なので僕には無農薬無肥料で栽培した野菜の味の違いが判らないかもしれません。
 
ただ、僕の身近にいる人たちにより安全で環境に配慮した栽培方法で作られた野菜で野菜本来の味というものを感じてもらえたら嬉しい。
 
だから僕は環境再生型農業NODIG(NOTILL)の栽培方法で無農薬無肥料栽培に挑戦します。